Loopcloudの8つの最高の機能を使いこなしていますか？

Loopcloud Japan
4 時間前
読了時間: 7分

2025年12月14日

時短ツールからインスピレーションを湧かせるものまで、まだ気づいていないかもしれない制作ツールや生産性を高めるハックをご紹介します。

Loopcloudは、新しいサンプルを見つけたり、既存のコレクションを管理したりするための素晴らしい方法です。想像しうるあらゆるジャンル、楽器、スタイル、そしてそれ以上の、適切にタグ付けされた400万を超えるサンプルにアクセスでき、使用するたびに常に新しい発見があります。

しかし、多くのユーザーが検索、テンポ、キーといった機能には慣れていますが、誰もがLoopcloudのポテンシャルを最大限に活用しているわけではありません。アプリや関連するプラグインの中に、これまで気づかなかったような、すぐに使える機能が他にも隠されていることをご存知でしたか？

この記事では、近年のアップデートで追加された、見逃しているかもしれないいくつかの機能をご紹介します。今日からのルーティンに加えることができる、Loopcloudの使い方のヒントを素早く概観してみましょう。

1. 15万以上のMIDIファイルが利用可能になりました

以前のLoopcloudにもMIDIが含まれていましたが、今年、その提供内容を大幅に拡大しました。文字通り「大幅に」です。

ユーザーは現在、15万以上のMIDIファイルにアクセスできます。そしてLoopcloudの真骨頂として、所有する前であっても、それらを試聴したり試したりするためのより多くの方法を用意しました。

これらのMIDIファイルは、サンプルと同様に検索可能で、オリジナルのキー、楽器、ジャンルごとに分類されています。

Loopcloud内の他のファイルと同じように、MIDIファイルを「お気に入り」に登録したり、ポイントで購入して所有したり、DAWに直接ドラッグしたりすることができます。

LoopcloudのPitch Lock（ピッチ・ロック）機能を使えば、MIDIファイルのキーを、作業したい別のキーに合わせて変更できます。また、テンポもDAWのテンポやアプリで選択されたものに一致します。

MIDIファイルとLoopcloudの詳細（ファイルを試聴する際に選択できるさまざまなプリセットの選択肢など）については、こちらの記事をご覧ください。

2. 新鮮なサウンドを生み出すFlip Sample

新しいFlip Sample（フリップ・サンプル）機能は、ブラウジングと制作の間の架け橋となります。ブラウジングをしながら、数回のクリックだけでサンプルを即座に変更できるオプションを提供します。

現在制作中のものにサンプルが合いそうだけれど、今の形では少し違う、と思ったことはありませんか？ Flip Sampleを使えば、その状況を変えることができます。

この機能は、サンプルを所有する前であっても、Loopcloudのエディター上で1つのサンプルをトラックのための無数のクリエイティブな選択肢（素材）へと変える力を持っています。

Flip Sampleには、サンプルを変化させるための1,000以上の楽器特有のパターンやエフェクトが用意されており、ワークフローと創造性を強力にバックアップします。

3. Loopcloudファミリーにさらに3つのプラグインが登場

DAWプロジェクトと通信するために、DAW内の「Loopcloud」プラグインとソフトウェア本体を組み合わせて使っているだけの方もいるかもしれません。しかし、Loopcloudのパワーを活用する方法は他にもあります。

Loopcloud Sounds

このプラグインは、400万を超える高品質なサンプルにDAWから直接アクセスできるようにします。ヘビーなビートに加える高品質なボーカルや、ドラムを強化するためのトップループ、あるいはトラックを完成させるための最後の欠けたピースを探している場合でも、Loopcloud Soundsが役に立ちます。

Loopcloud DRUM

Loopcloud DRUMは、16パッドのパーカッション楽器兼シーケンサーです。トラックの土台となる新しいグルーヴを作成したり、既存のドラムに重ねたりするのに役立ちます。最新のLoopcloud DRUMのアップデートにより、このプラグインにはすぐに制作を開始できる1,000個の無料サウンドが付属するようになりました。さらに、Loopcloudストアを通じてより多くのサウンドを入手することも可能です。

Loopcloud PLAY

Loopcloud PLAYは、プロのサウンドデザイナーによって設計された幅広い特定の楽器にアクセスできる高度なサンプラーです。使いやすく、複数の調整可能な機能を備えており、ジャンル別のものを含む300のプリセットが付属しています。

4. AIを使用して類似したサウンドを見つける

気に入ったサンプルを見つけたけれど、どこかにもっと優れたものがあるのではないかと感じたことはありませんか？似ているけれど、あと一歩届かないような場合です。

Loopcloudでは、現在選択されているサンプルを出発点として、AIを使用してサンプルを検索できます。 Loopcloudデスクトップアプリでは、検索時に以下の3つのマッチングタイプを提供しています。

Find Similar Sounds（類似サウンドを検索）
Rhythmic Match（リズムの一致）
Harmonic Match（ハーモニーの一致）

これらのオプションは、サンプルを右クリックするだけで簡単にアクセスできます。

5. ワンショットをシーケンスしてループにする

トラックの試聴中に、Loopcloudプラグイン内でワンショットを数クリックで任意のパターンでループさせることができるのをご存知でしたか？ワンショットをサンプラーに追加した後にMIDIを書き込んだり、オーディオファイルを好みの順番に並べ替えたりすることなく、即座にそのサウンドを確認することができます。

Loopcloudプラグインを接続してDAWと同期させ、「Edit」をクリックして表示される大きなタブで「PATTERN」を選択します。例えば、キックのパターンを選択し、同じパターンで演奏される異なるキックを試聴することができます。あるいはスネアを選択して、理想のスネアを延々と探す作業に役立てることもできます。使い方はお分かりいただけるでしょう。

6. ドラムキットの生成（Loopcloud DRUM）

Loopcloud DRUMの便利な機能の1つに、パッド全体に全く新しいドラムキットを作成できるキットジェネレーターがあります。これは、現在の雰囲気がしっくりこないときや、キットが制作中のものに合わないときに便利です。また、気に入った特定のパッドがあれば各パッドの南京錠アイコンをクリックして固定し、それ以外のサウンドについては再度サイコロを振って変更することもできます。これにより、多数のバリエーションを素早く簡単に試すことができます。

7. リズミカルな密度でサンプルをフィルタリングする

Loopcloudでサンプルを探す際、検索範囲を絞り込んで目的のものを見つけやすくするためのフィルターが多数用意されています。オーディオフィルターメニューはアプリの右側にあります。

オーディオフィルターとして「Rhythmic Density（リズムの密度）」を選択することで、音数の多いループや、逆に控えめなループを検索できることをご存知でしたか？トラックに面白みを加えるちょっとした装飾を探しているなら、スライダーを「simple（単純）」の方へ動かすと役立つかもしれません。あるいは、複雑なコード進行を持つパッドのサンプルが必要なら、スライダーを「complex（複雑）」に近い位置に設定することもできます。

8. さらに隠された機能

Loopcloudには、あまり知られていない機能が他にも5つあります。

アプリ内のLoopcloudセッション・プレイリスト

以前のLoopcloudセッションを1つのフォルダに保存し、アプリから直接ロードできることをご存知でしたか。これにより、古いアイデアを再訪したり、気に入っていたけれど完成させられなかったものに取り掛かったりすることができます。

インポートしたフォルダにカスタム画像を追加

インポートしたLoopcloudのフォルダに簡単に画像を追加できます。これによりフォルダの整理がしやすくなり、ワークフローが向上します。

検索結果からタグを除外

検索結果に特定のサウンドを含めたくない場合に便利です。

検索条件の保存

最近リリースされたアドリブやFXのないボーカルサンプルなど、よく使う検索パラメータを保存して時間を節約できます。

カスタム・キーボード・ショートカット

任意のキーにショートカットを割り当てて、ワークフローを最大限に高めることができます。

今すぐLoopcloudを手に入れましょう

自身の音楽制作ルーティンにおいてLoopcloudのパワーをまだ体験していない方は、Loopcloudの無料トライアルをダウンロードして、どのようなメリットがあるか確かめてみてください。