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Loopcloud 7.5 – 最新アップデートの新機能をご紹介

Loopcloudのさらなる進化を通じて、より良い音楽制作を実現し、さまざまなツールとの統合を可能にするための改善を行いました。 以下に、今回の無料アップデートの内容をご紹介します。



Loopcloudは常に進化を続けています。

音楽制作をより簡単かつ効率的に行えるよう、新機能や機能改善を継続的に追加しています。 今回の最新アップデート「Loopcloud 7.5」では、知っておくと便利な機能がいくつか追加されました。


私たち音楽プロデューサーにとって、ツールは作品制作能力を左右する大切な要素です。 ツールを熟知していれば、創作の流れを止めることなくスムーズに作業を進められます。Loopcloudの新機能を把握しておくことで、より快適な制作環境を整えましょう。


まだLoopcloudを利用していない方は、ぜひ自分に合ったLoopcloudプランをチェックしてみてください。


All Files – すべてのファイルを一括表示できるフォルダが追加されました


Library(ライブラリ)タブでは、すべてのコレクションを1つのフォルダとして表示できるようになりました。 リストの一番上にある「All Files」をクリックするだけで、Loopcloudライブラリに追加したすべてのファイルへアクセスできます。



これは一見シンプルな機能ですが、さまざまな活用法があります。 たとえば「State」で並び替えるとダウンロード済みファイルをまとめて確認でき、「テンポ」や「キー」でソートすれば、完全に一致しなくても使えそうなサンプルを効率的に探すことができます。


後ほど紹介する「カラム設定」メニューと組み合わせることで、表示されるサンプルをさらに細かく分類してブラウジングすることが可能になります。


MIDIファイルとシンセ・プリセットが検索画面のトップに表示されるようになりました


最近、LoopcloudにMIDIファイルが追加され、バーチャル・インストルメント用のシンセ・プリセットも拡充されました。 Loopcloudを起動した際に最初に表示される「検索」ページでは、これらのMIDIファイルやシンセ・プリセットを、人気のバーチャル・インストルメントやサウンドパック、コレクションと並んで確認できるようになっています。



Arturia Pigmentsプリセットが簡単にインストール可能に


Arturia Pigments用のシンセ・プリセットをLoopcloudから直接インストールする作業が、これまで以上に簡単になりました。 インストール先ディレクトリをLoopcloudが自動で認識するため、プリセットを右クリックして「Download and Install(ダウンロードしてインストール)」を選ぶだけで、Pigments内で使用可能になります。


インストール後にPigmentsまたはDAWを再起動する必要がある場合があります。 これはサードパーティ製のシンセサイザーであるため、以降の挙動はLoopcloudの制御外となります。


DJ StudioとLoopcloudの統合が可能に


DJミックスを作成するためのソフトウェア「DJ Studio」がLoopcloudと直接連携できるようになりました。 複数のプラットフォームから楽曲を取り込む機能や、スムーズなトランジションを活用しながら、Loopcloudから効果音や追加素材を加えることで、ミックスに個性を加えることができます。


MIDIとオーディオファイルを個別に出力可能に


LoopcloudではMIDIファイルの取り扱いに完全対応しており、WAVループやワンショットと一緒にマルチトラックミックスとして扱うことができます。 ただし、完成したマルチトラックミックスをDAWプロジェクトなどで使用するためにエクスポートする際には、少し注意が必要です。


Loopcloudの「エクスポート」ボタン(矢印付きのドロップダウン)から、さまざまな方法でファイルを書き出すことができます。



これまで存在していた「Processed Separate(処理済み個別)」オプションでは、MIDIファイルとオーディオファイルを個別のファイルとしてエクスポートすることができました。 今回新たに追加された「Current Mix(現在のミックス)」オプションでは、オーディオは1つのバウンスファイルとして、MIDIファイルは個別にエクスポートすることができます。


Column Settings(カラム設定)で表示項目をカスタマイズ


Loopcloudアプリのブラウズ画面では、サンプルを表示する際にカラム(列)を使用して情報を確認できます。 「波形」「レーベル」「ジャンル」「インストルメント」などの一般的なカラムのほかに、より個性的な情報でソートすることも可能です。


たとえば「Decay Time(ディケイタイム)」「Transient Strength(トランジェントの強さ)」「Stereo Width(ステレオ幅)」などのカラムが有効にできます。 カラムの表示を管理する「Column Settings」ボタンから、より詳細なカスタマイズが可能です。



MIDIファイルのプレビューでSustain(サステイン)データが再生可能に


Loopcloud上でMIDIファイルを試聴する際には、「Pluck」「Saw」「Filtered Saw」「Pad」「Drums」や汎用の「Basic」パッチを使用してプレビューできます。


Loopcloud 7.5以降では、MIDIファイルに含まれるSustain(サステイン)データがプレビュー再生時にも反映されるようになりました。 特にピアノやキーボード系のMIDIファイルを試聴する際に、DAWに取り込んだ際の再生イメージをより正確に把握できます。


Loopcloud 7.5のその他の新機能


  • Libraryフォルダの右クリックメニューに「Expand All(すべて展開)」「Collapse All(すべて折りたたむ)」オプションが追加されました。

  • サンプル名の取得に便利な「Copy Name(名前をコピー)」が右クリックメニューに追加されました。

  • Column Settingsにおける「Added Date(追加日)」の名称が「Purchase Date(購入日)」に変更されました。

  • コレクションを公開・共有するには、10個以上のサウンドが含まれている必要があります。

  • コレクションに含まれるユーザーコンテンツは、移動が可能になりました。


Loopcloud 7.5は、制作フローをより効率的かつ直感的にするための多彩な機能を搭載したアップデートです。 ファイル管理の強化、MIDIやプリセットの統合、外部ソフトとの連携など、あらゆる面で使い勝手が向上しています。 音楽制作の可能性を広げるこの新機能を活用し、創造力をさらに高めてください。 今後のアップデートにもぜひご期待ください。

 
 
 

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